平和のモニュメント(Expo 大阪関西万博ブルガリアパビリオンから茨城県桜川市への寄贈)

「平和のモニュメント」は国際交流というテーマを元に、一般社団法人日本石材産業協会が企画しました。 2024年 10月ブルガリア石彫作家イヴァン・ストヤノフ氏を招聘し、日本国内での制作と交流を行いました。

制作期間は1ヶ月にわたり、素材には筑波山塊の花崗岩で、世界の天然石材遺産(ヘリテージストーン)に認定を受けた、やさとみかげが使用されました。

制作期間中には、石材加工講習会も開催し、参加者と共に彫刻体験を実施し交流をはかりました。一枚一枚彫刻をしたプレート石は、平和のモニュメントの台座に貼り付けられ、平和を祈念する気持ちとともに下記の言葉が彫刻されています。

We sincerely hope that the world will be at peace forever.

“ 世界が永遠に平和でありますように ”

その後、万博への出展を目標に幾度となく交渉を重ね、Expo 大阪関西万博ブルガリアパビリオンに展示が決定し、2025年 4月 13日～ 2025年 10月 13日の半年間、世界中の人々の平和を祈りました。

2025年 10月 13日、Expo 大阪関西万博の閉幕とともに、平和のモニュメントは一般社団法人日本石材産業協会から石材産地でもあり、ヘリテージストーンを多く有する茨城県桜川市に寄贈が決定しました。

地域の景観と調和する、大和駅北公園に設置。

市民を迎えるシンボルとして、桜川市に新たな風が吹き込まれました。