【価値創造委員会】会社の未来を守る承継セミナー開催報告
日 時 2026年2月5日(木)
場 所 会場ワイム貸会議室 神田 Room8A ※Zoomによるハイブリッド開催
参加者 54名
内容:
第一部 石材業界の現状と事業承継の必要性
第二部 事業承継のさまざまな形式と具体的事例
第三部 自社の将来とM&Aの可能性
石材業界における事業承継・M&A・将来の事業継続に関する課題をテーマに、「会社の未来を守る承継セミナー」を開催しました。
少子高齢化や後継者不足、経営者の高齢化が進む中で、石材店が将来にわたり地域に根ざして事業を継続していくために、事業承継を「感情論」や「先送り」にせず、経営課題として捉え直すことを目的として実施したものです。
当日は、事業承継および中小企業M&Aに精通した講師を招き、以下の内容について講演および解説を行いました。
・石材業界を取り巻く事業環境の変化と、承継問題の現状
・親族内承継・従業員承継・第三者承継(M&A)それぞれの特徴と留意点
・「継ぐ・継がせる」以前に整理すべき経営・財務・組織上の課題
・承継を見据えた場合に、早期から取り組むべき準備事項
・実際の事例を交えた承継・M&Aの進め方の考え方
また、単なる制度説明や成功事例の紹介にとどまらず、参加者自身が自社の現状を振り返り、「いつ・誰に・どのように会社を引き継ぐのか」を考える視点を持つことを重視した構成としまいした。セミナーの後半では、参加者からの質疑応答の時間を設け、実際に直面している承継上の悩みや、家族・従業員との関係、将来への不安など、具体的なテーマについて意見交換を行いました。
本セミナーは、石材業界における承継問題を「個別企業の問題」としてではなく、業界全体の持続可能性に関わる重要な経営課題として共有する場として実施したものであり、今後の価値創造委員会の各種事業(統計調査事業、価値向上セミナー等)と連動しながら、継続的な取り組みにつなげていく位置づけです。
三ヶ月を目処に見逃し配信(ECサイトで販売)する予定です。
担当者所見
本セミナーを通じて、事業承継を「まだ先の課題」と捉え、具体的な準備に踏み出せていない事業者が多い現状を、あらためて認識いたしました。一方で、第三者承継について前向きに検討する参加者の姿も見られ、意識変化の兆しを感じることができました。
石材業界における承継問題は、個社単体の課題にとどまらず、地域や業界全体の持続性に直結する重要なテーマだと思います。本セミナーは、自社の将来を真剣に考える「きっかけづくり」として一定の成果があったものと考えております。今後は、個別相談や継続的な伴走支援についても検討してまいります。
一方で、いくつかの課題や反省点もあります。それらを改善し、次回開催に向けて内容・運営の両面から改善を重ね、より実効性の高い事業へと発展させてまいります。
[価値創造委員会 佐藤周一郎]
